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zoom RSS 紛い物の鏡像〜愛国者と立憲主義者〜

<<   作成日時 : 2013/10/21 18:29   >>

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 いよいよ改憲が現実味を帯び、自民党的な「愛国者」と憲法学者を中心とする「立憲主義者」との間で激しい対立が繰り広げられているようです。私の個人的な立場としては後者に与するものでありますが、しかしどうにもこの対立は馬鹿げていると言いますか、少なくとも「思想・理念の争い」として捉えるべきではなく、淡々と功利計算をしてみると前者が愚劣すぎるというだけの話だと感じます。



 そもそも自民党的な「愛国」は、所詮は権力サイドのお遊びでしかありません。たとえば法人税の引き下げを自民党は掲げていますが、その根拠は「法人税を上げると企業が外国に行ってしまう」というもので、とても愛国者が口にしていい話ではありません。税金が高くなって日本を捨てるような企業は恥を知れ!と言えないのであれば、所詮は彼らの「愛国」など権力と経済力を持っている者たちの戯れでしかない。経済界の票を失おうが、貧しくなろうが、金勘定しかしない企業は日本には不要だ。そこまで言い切れてはじめて理念たりうるのです。



 しかしこれはそっくり立憲主義者たちにもあてはまります。彼らは、自民党を中心とする改憲派の改憲案、とりわけ96条の改憲案を「立憲主義の破壊・放棄である」として批判します。しかし、立憲主義の破壊であるとまで言うならば、「もしも改憲がなされたら我々は革命権を行使し、テロによる抵抗も辞さない」となぜ言えないのか。立憲主義は、それが権力によって破壊されそうなときに、国民が非合法の手段で権力を攻撃することを認めています。実際、権力が国民に従うのは、結局は権力が好き勝手をしたときに国民が暴徒化して抵抗するからという身も蓋も無い背景があるからです。しかしこうした革命権を行使するとは言わないあたり、結局は安全圏にいるインテリが口先で批判しているだけです。



 どちらも自分達の「理念」に本気で殉じる覚悟まではなく、あくまで安全圏からものを言うあたり、「愛国者」と「立憲主義者」はまさしく紛い物の鏡像だと言えます。このような戯れに私達は付き合う必要はなく、ただただ自分の利益をクールに考えればよろしい。そうすれば、大半の国民が結果的に、立憲主義者の側に立つことになるでしょう。

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